環境化学物質の健康影響研究 -エピジェネティクスの導入による新展開-
エピ 「外」や「追加」
ジェネティクス 「遺伝学」
エピジェネティックスに個人的関心をもったのは次の観点からです。
◆胎生期から乳幼児期の栄養環境が、後年、成人期や老年期の生活習慣病発症リスクに影響を及ぼすというDOHaD仮説
(DOHaD: Developmental Origins of Health and Disease)
◆一卵性双生児は、ゲノムの遺伝情報が同じであるのにもかかわらず、その身体的特徴および性格や嗜好に違いが出る理由
◆花粉症や金属アレルギー等の環境化学物質への対抗策に期待
◆DNAが全てでない生誕後の因果関係の可逆性への期待
科学技術動向月報1月号
参考資料
【注:クローン猫の毛色】

生体の遺伝子発現制御機構である エピジェネティクス研究の最近の動向