厚生労働省は昨日、家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告制度の報告書を取りまとめ公表した。
目的:
家庭用品に含有される化学物質による健康被害の実態の把握と情報提供等の推進
皮膚障害に関する報告:
・皮膚障害の原因となった家庭用品等の種類は装飾品が33件、下着が11件、洗剤が10件等であった。
・性別では、女性が98件(83.1%)と大半を占めた。
・皮膚障害の種類は、「アレルギー性接触皮膚炎」61件(45.9%)と「刺激性接触皮膚炎」53件(39.8%)がほとんどを占めた。
・金属製品等のパッチテストの結果では、ニッケル又はコバルトにアレルギー反応を示した例が多かった。
解決策:
家庭用品を主な原因とする皮膚障害は、原因家庭用品との接触によって発生する場合がほとんどである。家庭用品を使用するに当たり、接触部位に痒み、湿疹等の症状が発現した場合には、原因と考えられる家庭用品の使用は極力避けることが望ましい。
平成21年度 家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告(本文)(PDF、53頁) 報道発表資料
posted by kei at 19:22| 東京 ☀|
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