農林水産省は30日、10月18日(月曜日)から29日(金曜日)まで、愛知県名古屋市において「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」が開催した結果概要を発表した。
生物多様性条約第10回締約国会議の開催について(結果概要)(PDF, 4頁)
COP10 President Press Conference(OnDemand, 36分)
名古屋議定書:
動植物や微生物などの遺伝資源を使って開発された医薬品などの利益を原産国にも公平に配分するための国際ルール。
愛知ターゲット:
2020年までに生態系が強靱で基礎的なサービスを提供できるよう、生物多様性の損失を止めるために、実効的かつ緊急の行動を起こす。保護地域については陸域17%、海域10%となるなど、20の個別目標が合意された。
中長期目標(「自然との共生」)については、「2050年までに、生態系サービスを維持し、健全な地球を維持し全ての人に必要な利益を提供しつつ、生物多様性が評価され、保全され、回復され、賢明に利用される。」ことが合意され「愛知目標」として採択された。
次回のCOP11は2012年10月にインドで開催することに決定された。
プレスリリース